2002/10/19 (土)
●京都彫刻三昧。 昨夜友人達と飲んで泊まらせてもらい、雨がしとしと降る中を彫刻を見に京都に行って来ました。まずは府立植物園。北山門から入ってみると、秋の草花が賑やかに咲き乱れておりました。毎年秋に京都彫刻家協会主催で行われる野外彫刻展で、陶板名画の庭と植物園で52点の作品が展示されていました。山本哲三氏と後輩である山本陽子さんの作品を観に訪れたのですが、天気は悪いものの解放された空間でリラックスした気持ちで作品を拝観できるこの展覧会を今年も楽しむことができました。陽子さんの作品は昨年のテーマを引き続いて作られている「万華鏡・」。昨年よりも洗練された形になって、見る人と作品、それらを取り巻く空間の関係に動きがある作品に仕上がっていました。でも昨年のはガラス越しに芝生で遊ぶ人々が見ることができて楽しかったのが、今回のは場所的にちょっともったいなかったかな?とも思いました。
写真は山本陽子氏作「万華鏡」
● その後河原町に移動し、マロニエでの高垣里美展に行って来ました。石彫の作品でゴロゴロした石それぞれに穴を開けて水を入れ、それらを組み合わせた作品でした。彼女によると幼い頃の記憶に基づく自然体験を作品にしたということでした。いつも遊んだ海岸の岩のくぼみに溜まった水、それらの表現のためにノミとハンマーだけで丹念に穴を穿ち、私には作者の幸福な記憶を象徴的な赤い花に託しているように思えました。山育ちの私にはどちらかというと緑の生い茂る水辺にいるような感覚を思い起こさせてくれる作品でした。写真撮り忘れたのが残念でした。(汗)今回出会った作品はそれぞれ自然と人間との関わりを強く感じさせてくれる作品が多かったようです。私にとっても重要なテーマなのでとても心に残りました。遠くまで来て良かったなあ・・・。 写真は植物園で撮った「プリンセスミチコ」
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